日時：2015年6月30日（火）18：00〜20：00
会場：日本空間デザイン協会赤坂事務所

今回の空間塾では、会員の若月憲夫氏をゲストスピーカーに開催中のミラノ国際博覧会のレポートを講演いただきました。
開催早々の現地レポートは、多くの人々に関心をもたれ多数の参加を頂きました。3000枚に及ぶ現地の写真を空間塾用にセレクト構成された視察レポートが始まりました。
若月氏は、大変多くの国際博を視察し分析をされており、様々な視点から興味のあるシーンをとても良く捉えられていました。
イタリアならではの、のんびりとした施工風景や、会場の出来事をユーモアたっぷりに話されていました。博覧会の全容は各国のパビリオンのゾーニングなどから始まり、細かな導線、演出など日本館も含めエピソードを交えながら進行していきました。
話を聞き終わる頃には、あたかも自分が行って見てきた様な気持ちになっている大変楽しい会となりました。講演後は、食をテーマとしたお話だったので、イタリアにちなんでワインを飲み、ピザをつまみながらの懇談会となりました。

これからもタイムリーな話題をテーマとした空間塾も企画してゆきたいと考えております。

講師プロフィール

若月 憲夫 氏
1980年3月、株式会社乃村工藝社入社。
以来、各分野のミュージアムの構想・計画、コンサルティング、展示プランニング、開館後のマネージメントに携わる。
ミュージアムの原点は博覧会との思いから、上海万博や麗水万博も視察。